現在のコンクリート用型枠合板(通称コンパネ)の多くは、インドネシア・マレーシア等、その近隣諸国外で生産され輸入されています。その原木の多くは熱帯雨林の広葉樹を伐採していますが、大きな環境破壊を招いています。 一方では伐採、また一方では植樹という奇妙な構図が生まれています。 ここで、コンパネの使用量を少なくすることによって、環境破壊のスピード抑制に寄与できる型枠資材を提案します。 アルミ製のコンクリートパネルは、製品生産時から現場での使用・最終処分まで、環境維持に適した型枠資材です。 また、現在の建設業界の大きな問題の作業員不足に対しても、工法をシステム化することにより、未熟練工でも安全に精度の高い施工ができるように開発したアルミスラブパネルパーマネント工法「ALSP²(アルサップ)工法」が期待できます。
部品管理がとても簡単!
組立・解体作業が簡単で早い!
高齢者・未熟練工にも優しい!
材料の上げ下ろし作業低減!
スラブは下から施工!
様々な部位に使用可能!
大引きの地組は割付長さで組立を行う。
段取り仮設に地組した大引きを乗せプロップヘッドとミドルビームを連結する。
低所からの作業でピン連結で組立ていく。
スラブパネルを端部側で貼る。
端部調整ベニヤをタイミングで施工する。
支保工レベルの最終調整後、倒壊防止処置を施し完了。
通常の型枠工事同様のコンクリート相判作業です。
連結ピンを外し、順番通りに1枚ずつ外していく作業を繰返して解体する。
所定の支保工を存置し、解体して終了。
CLTとは【Cross Laminated Timber(クロス・ラミネイティド・ティンバー)】の略称で、ひき板(ラミナ)を並べたものを繊維方向が直交するように積層接着した木質系材料です。JAS(日本農林規格)では直交集成板と呼ばれています。
CLTは1995年頃からオーストリアを中心に発展し、現在では全世界で様々な建築物に利用されています。
木材を直交させているため、寸法の安定性が高いことが特徴です。
また、木材特有の断熱性と壁式構造の特性を活かし、壁式構造の戸建て住宅や中層建築物などに用いられています。
日本では2013年12月に製造規格となるJASが制定、2016年4月にCLT関連の建築基準法告示が公布・施行され、CLTの一般利用がスタートしています。
CLT工法の特徴としては、「施工がはやい」「軽い」「耐震性・耐火性」などがあり、さまざまな性能に優れています。
2×4(ツーバイフォー)とは木材の規格の名称で、木口の厚さが2インチ、幅が4インチであることから2×4材と呼ばれています。これらの規格化された木材と合板を用いて作られる枠組壁工法のことを通称で2×4工法と呼ばれています。
北米を源流とする2×4(枠組壁工法)住宅は、合理的な生産方式と優れた性能が評価される木造建築工法で、昭和49年に建設大臣の技術基準告示によってオープン化されました。
2×4工法は箱状の六面体構造なので面で外力を受け止めるため、地震の力を1点に集中させず、家全体にバランスよく分散させ、建物の変形や崩壊を防ぎます。
2×4工法の特徴としては、「耐震性・耐火性」「耐久性」「省エネ性」などがあり、さまざまな性能に優れています。
他社にはない自社独自の技術を確立しています。共に成長し、新しいことにチャレンジしましょう。